ペットの飼い方 昭和編
懐かしい外飼い
ほとんどのお宅が外飼いだったよね。
番犬として飼われたね。
私は、大の犬好きだ。でも、幼い頃は
道に犬が居るだけで怖くて道を通らなかった。
遠回りしていたものだ。
そう、野良犬が普通に歩いていたんだ。
その野良犬に、吠えられたかして、
私は、犬が怖くなったんだ。
今では考えられないよ。
猫だけでなく犬も平然と道を歩いていたんだから。
友達の家のピンポンを押そうとして、
吠えられて、玄関に近づけなくて、
大きな声で友の名前を呼んだっけ。
犬を飼い始める時
ペットショップ無かったよ。
友達の家ので、犬が産まれて飼い主を探し、
見つからない時は、隣のクラスまで、声をかけたりしたっけ。
我が家も姉が友達から、頼まれて犬を飼い始めた。ホワイトテリアと、マルチーズの掛け合わせ。
今でこそミックスと言うけど、当時は雑種と言ってた。
利口な、ワンコだった。
犬の食生活
現在のような、ドッグフードも、
種類が少なかったね。
大正生まれの父だったので、コマーシャルでやってるようなフードを、何が入ってるか分からないと、毛嫌いしてた。我が家の犬は
ドッグフードをもらえなかった。
猫まんまだったよ。
犬なのにね。
あの野良犬は、何処へ
そう、保健所へ収容されて処分されたんだよね。
狂犬病を無くすのも目的だったね。自分の家の犬が、迷子になってしまった時は焦ったよ。
迷子犬も早く見つけてあげないと
保健所へ連れていかれるからね。
幼い私は、いつのまにか、道から野良犬がいなくなり、遠回りしないで帰れるようになってた。それを不思議がらずにいた。
お散歩してると気づく
自分の家の周りの
犬マップを作れるほど、あの頃はどこの家も
外飼いしてるので、どこの家で、犬を飼ってるか、マップを作れるほど、
把握してたもんだ。
わんこも、屋外から屋内へ
いつしか、屋外で飼ってる犬を見かけなくなり。
散歩してる犬も、海外からの犬種が増えてきたね。
舗装道路が充実すると同時に真夏の
道路は、とても暑い。
そんな、屋外に犬を飼っていたら、
弱ってしまう。
我が家のワンコは、炬燵で丸くなる!
犬が寒さに弱いなんで、飼ってみて
初めて知ったよ。
ちょっと前の外飼いの犬たちは、
我慢していたのだろうか。
昭和の時代の犬は
逞しく生きていたんだね。