あらかん の つぶやき

50代の女性の日常生活

ペットの飼い方 昭和編

懐かしい外飼い

ほとんどのお宅が外飼いだったよね。

番犬として飼われたね。

私は、大の犬好きだ。でも、幼い頃は

道に犬が居るだけで怖くて道を通らなかった。

遠回りしていたものだ。

そう、野良犬が普通に歩いていたんだ。

その野良犬に、吠えられたかして、

私は、犬が怖くなったんだ。

今では考えられないよ。

猫だけでなく犬も平然と道を歩いていたんだから。

友達の家のピンポンを押そうとして、

吠えられて、玄関に近づけなくて、

大きな声で友の名前を呼んだっけ。

 

犬を飼い始める時

ペットショップ無かったよ。

友達の家ので、犬が産まれて飼い主を探し、

見つからない時は、隣のクラスまで、声をかけたりしたっけ。

我が家も姉が友達から、頼まれて犬を飼い始めた。ホワイトテリアと、マルチーズの掛け合わせ。

今でこそミックスと言うけど、当時は雑種と言ってた。

利口な、ワンコだった。

犬の食生活

現在のような、ドッグフードも、

種類が少なかったね。

大正生まれの父だったので、コマーシャルでやってるようなフードを、何が入ってるか分からないと、毛嫌いしてた。我が家の犬は

 ドッグフードをもらえなかった。

猫まんまだったよ。

犬なのにね。

あの野良犬は、何処へ

そう、保健所へ収容されて処分されたんだよね。

狂犬病を無くすのも目的だったね。自分の家の犬が、迷子になってしまった時は焦ったよ。

迷子犬も早く見つけてあげないと

保健所へ連れていかれるからね。

幼い私は、いつのまにか、道から野良犬がいなくなり、遠回りしないで帰れるようになってた。それを不思議がらずにいた。

 

お散歩してると気づく

自分の家の周りの

犬マップを作れるほど、あの頃はどこの家も

外飼いしてるので、どこの家で、犬を飼ってるか、マップを作れるほど、

把握してたもんだ。

 

わんこも、屋外から屋内へ

いつしか、屋外で飼ってる犬を見かけなくなり。

散歩してる犬も、海外からの犬種が増えてきたね。

舗装道路が充実すると同時に真夏の

道路は、とても暑い。

そんな、屋外に犬を飼っていたら、

弱ってしまう。

 

我が家のワンコは、炬燵で丸くなる!

犬が寒さに弱いなんで、飼ってみて

初めて知ったよ。

ちょっと前の外飼いの犬たちは、

我慢していたのだろうか。

 

昭和の時代の犬は

逞しく生きていたんだね。