飼い主によって、犬の人生も左右される
私の至福の時間。
それは、アンとの散歩の時間
今は早朝にお散歩している。
涼しくなり、早朝も暗くなると、
昼間もしくは夕方に散歩。寒くなると
昼間に散歩する。
今は早朝。アンは、決して喜ぶ様子を見せない。歩き出せば、アンなりに、一生懸命に歩く様子が見える
驚いたのは、散歩出来ない犬がいるのだ
アンは保護犬だが、以前の飼い主が一切
散歩しなかったのだろう。我が家に来て
お散歩しようとしても歩けないのだ。
固まる。多分、全てが怖いのだろう。
風、音、子供、猫、バイク、全て。
3年前に亡くなった、まろんは
『散歩』と聞くと、玄関で、尻尾フリフリ
ワンワン吠えながら待っていたものだ。
なんとも拍子抜けする、アン。
しかし、アンの足のために運動させねば❣️
生まれつきの後ろ足がパテラ。
引きづったり、ケンケンしたりしないが、
とにかく体重増やさないこと。筋肉つけること。
我が家に来た時は、1.5キロのヨーキー。細すぎだ。可哀想に、餌を定期的にもらぅていないのだろう。折れてしまいそうな足。食も細い。
アンは。すでに3歳になろうとしていた。
アンを育てなおそうと決意
苦手なお散歩も、出来るようにした。
アンが歩きたがる道を歩く。
仕事のない朝は、ゆっくりお付き合い出来るが、仕事の日は途中で、帰路へワープ。
何しろ、アンには帰巣本能がなさそうだ。
アンに任せると、帰れなくなる。
今じゃ、食い地が張った犬だ。
あんなに食が細かったアンも
毎回の餌を喜び、トイレが出来た時の褒美のオヤツを喜ぶ。
オヤツ欲しさに、トイレやった詐欺をするほどだ。トイレの周りで、盛んにアピールするが、見に行くと何もしていない。なんとも賢い。
散歩していると、かおぶれが同じだ
今は早朝なので、比較的に、お年をめしたかたが多い。
皆、スマートな犬だ。
やはり、お散歩をサボらないと、
犬もスマートなのだ。
予防接種などで動物病院へ行くと、
怒りたくなる飼い主がいる。
それは、丸々としたワンコ
アンを見ると、大体が、スマートだと褒めてくれる。
そりゃ、お散歩してるし、食も節制している。
犬は、あげれば、あげただけ、食べる。吐くまで食べる。本能だ。
『食べたがるのよー。 年だから、食べることしか、楽しみないでしょう』
いやいや、貴女があげるからでしょう。
犬が勝手に冷蔵庫開けないから!
と、犬同様テプテプした、ご婦人を見て
言いたくなる。なのでわやんわりと、
人間の食べ物は塩分、糖分多くて犬には、
毒なんですよーと、言ってみる。
理解しているのか、分からないが。
犬だって、成人病がある。
声を大にして言いたい。
人間の物を食べさせる時に、それは犬にとって大丈夫なのか、調べてほしい。
私は、まろんを介護した。もうじき16歳になろうとしていた。
動物病院の医者にも、『ここまで長生きすれば犬冥利につきめすよ』と、言われた。
最期は寝たきりだった。なので、もっと食生活に注意すべきだった。悔やまれて仕方ない。
そう、まろんにとって、私は、良い飼い主だったろうか。あの頃は、人間の物も多少あげていた。階段の、登り降りもさせていた。
あれは腰に負担を、かけていてのかもしれない。後悔しきり。本当に後悔しきり。
ペットも家族と言うなら
是非、食生活を見直し、
適度な運動をさせてほしい。
そして、何より、最期まで、寄り添ってあげて欲しい。