あらかん の つぶやき

50代の女性の日常生活

愛犬の魂を見た❣️

まろんは15歳8ヶ月で虹を渡った

その日は、日曜日。息が荒いので

徹夜覚悟で私は、まろんの横に寝た。

苦しそうなので、ティッシュに水を含ませて、

口元に持って行った。

撫でながら、子守唄を歌ったり、

話しかけた。

それでも、うとうと眠りかけた。

はっと目を覚ますと

まろんは、ハアハアと息が荒い。

ダンナと、娘(次女)は、寝る時に

何かあれば起こせと言ってた。

胸がざわつく。

その頃には、泣き声も出す事も減り、

苦しそうな息だけだった。

 

突然、まろんが、『はあ〜』と、声を出した。

まろんの口から、黄金色のような白色のような、煙がふわぁ〜と出たように見えた。

漫画の吹き出しの様な形をしていた。

そして、まろんのお腹がぺしゃんこに

つぶれたように見えた。

あ、まろんの魂が出ちゃうと、瞬間思った。

部屋は小さな間接照明で、薄暗い。

その中で、はっきり煙が、見えたのだ。

 

階段を駆け登り

二人の名前を呼び起こした。二人は

飛び起きて、まろんの元へ。

私達は、口々に名前を呼び、

感謝の言葉を叫んでいた。

まろんは目を開けていた。

私は、二人が間に合い、私も最期の瞬間に立ち会え、まろんが頑張って待っていてくれた事に感謝した。

まろんがおしっこをした。

お別れだと、悟った。

どの位経ったのか分からない

私は、30分くらいだと思っていたが

ダンナは10分くらいだと言った。

不思議な時間だった。

 

 

後に、ダンナと娘に

魂を見たと、言った。

信じて貰えないと、思っていたが

二人は、信じてくれた。

 

あの不思議な経験と、時間が

懐かしい。

虹を渡ったまろんが、

楽しく暮らしていてくれる事を祈る。

 

いつか、私が天に行った時に

虹のふもとで、まろんは迎えに来てくれるだろうか。待っていて欲しいな。